聴神経鞘腫

全身麻酔での聴神経鞘腫の手術は15時間も一瞬!でも手術後が辛い

直径5センチの聴神経鞘腫と診断され15時間以上にも及ぶ手術を受けました。手術後約1ヶ月でほぼ問題なく社会復帰しています。現在では手術を受けたことがウソのように体調面も好調です(頭痛すらありません)。もし同じ病気でこれから手術を受けられる方がおられればと思い、わたしのケースを記録します。よければ参考にしてください。

手術は15時間以上、でも体感は一瞬でした

とうとう手術当日になりました。

朝6時半起床だったので10分ほど前に起きたのですが、早速看護師さんが来て手術着に着替えることになります。うがいする暇もありませんでした…

準備をするうちに両親や手術を担当する先生方が来てくれまして、簡単に会話をしたあと手術室に移動です。

当初ベッドに寝たまま運ばれるということでしたが、車椅子での移動となりました。

個人的には人生初の車椅子です。全く問題なく歩けたのですが、どうやら手術前にむやみに心拍数を上げないようにということのようです。

全身麻酔で一瞬にして落ちます

手術室前に着くと麻酔科の看護師さんに麻酔の説明を簡単に受けます。

そして手術室に入り台に寝かされ右腕に注射針、顔にはマスク、ここで麻酔科の先生が全身麻酔について説明をしてくれました。

 

先生「まだ眠くなりませんが、これから麻酔をするので眠くなります。」

先生「眠くなるときは言いますね。」

わたし「はい(ついに手術だな)」

先生「じゃあ眠くなります。

わたし(はやっ!今さっき「まだ」って言ったじゃん…)

 

と思ったと同時に

 

「聞こえますかー?」

と声がします。

どうやら手術が終了したようです。

本当に一瞬で落ちて一瞬で目覚めました。

 

わたし「はい…」

夢を見るということもなく、意識もつながっていて、すぐに状況が理解できるほどです。

あとから手術が15時間以上かかっていたことを知りましたが、全くそんな印象はありません。

なかなか右腕の注射針が抜けないのか、先生方が右腕のあたりをいじくって数分経ちますが、目やにで目がふさがっていたので目を瞑ったままにしていました。

「目は開けられますかー?」

心配させてるのかもしれないと思いガンバって目を開けます。

「もう少しで終わりますねー」

 

目が覚めてから5分位でしょうか、ようやく手術室を出る準備ができたようで、手術室をあとにします。

(とりあえず意識もある、よかった…)

大変なのは手術後でした…

まず向かったのはICU(集中治療室)です。

病室内で窓のない場所だったのですが、なんとなく夜なのだろうと思っていると、待機していた両親が窓越しに面会に来てくれました。

目も見えて、意識もはっきりしていたたため、元気アピールで手を振ります。

とはいえ手術直後でわたしはICUの中、何もできないので面会終了です。

体が痛い…寝られず…

ICUの看護師さんに説明を受けます。

  • 何かあったらナースコール
  • ティッシュはここにあって
  • 吐き気がしたらこの容器に

麻酔が完全に切れたのか、緊張が切れたのかわかりませんが、かこの辺りからどんどん辛くなっていきます。

  • 左脚の付け根の横の部分が痛い
  • 後頭部が痛い(切ったから当たり前)

ということで左を向けば足の付根が痛く、上を向けば後頭部が痛い。右ばっかり向いていると今度はそっちが痛くなるという具合です。

左脚の付け根の横が痛かったのは、手術中ずっとそこを下にしていたからなのでしょう。

その他のトラブルはICU入って早い時間に一度だけ吐いたことでしょうか。

…吐く直前にナースコールで入れ物(見失っていた)を取ってもらうようお願いしたかったのですが、ボタンの部分がベッドに挟まって取れなかったんですよね…

看護師さんが偶然通りかかってギリギリで入れ物に吐けましたが…

こんな感じです。

さすがにここは「看護師さんちゃんと確認して!」と思いましたね。

痛みでなかなか寝られないと思っていると、壁に時計がかかっている事に気が付きました。

現在深夜1時…まだまだ夜は長いです。