聴神経鞘腫

CT造影剤の副作用を体験!聴神経鞘腫手術の方法とリスクを伺いました

直径5センチの聴神経鞘腫と診断され15時間以上にも及ぶ手術を受けました。手術後約1ヶ月でほぼ問題なく社会復帰しています。現在では手術を受けたことがウソのように体調面も好調です(頭痛すらありません)。もし同じ病気でこれから手術を受けられる方がおられればと思い、わたしのケースを記録します。よければ参考にしてください。

 

入院後のCT検査で気分が悪く…

今回わたしは手術の3日前の入院となりました。その間いくつかの検査を受けたわけですが、中でも悪い意味で印象に残ったのがCT検査でした。

 

MRIとCTの違いははっきりとは分かりませんが、調べてみたところCT検査は骨の様子を知るのに優れているようです。確かに骨を切る(取りはずす)ので検査は必要ですよね。検査時間は10分ほどと短かったのですが、問題は造影剤でした。どうなったかを箇条書きでまとめると、

  • 注射針のの付近から全身が熱くなる
  • 体中の力が入らなくなる
  • 気分が悪く

といった感じです。一気に全身が麻痺した感じになり、力が抜けて失禁するような感覚に襲われました。とはいえ意識を失うようなものでもなく、検査後は自力で立ち上がれましたし、念のためドクターにも見ていただきましたが問題なしということです。でも、怖いものとして記憶に刻まれましたよ。

その他は特筆することはありませんでした。入院しているといっても、まだ問題なく日常生活を送れる症状だったため、急にやることがなくなって暇でしたね。とりあえずいつ検査に呼び出されてもいいようにお部屋にいました。

手術と麻酔の説明を受けて手術に備えました

検査以外何もやることがなく経過した手術前の入院生活でしたが、手術の前日には手術と麻酔の説明を先生から受けました。

全身麻酔なので自発呼吸もなくなります

まずは麻酔医の先生に話を伺いました。

  • 麻酔は全身麻酔
  • 自発呼吸がなくなるのでチューブを喉に挿して酸素を送る
  • ゆっくり目が覚めるようにする
  • 麻酔の効き具合によってはチューブが挿さったまま

ということです。チューブを挿す関係で口を開けたまま上を向けないといけないようで、そのチェックもされました。その他いくつか質問を受けましたが問題はないようです。よかった…

手術は12時間を超えますが、慎重にやります

つづいて主治医の先生に話を伺いました。

  • 手術は12時間以上かかる
  • 時間をかけても慎重に行う
  • 耳の後ろを切って、その奥の腫瘍を掻き出す
  • 顔の神経があるところなので、顔に電極を刺しモニターしながら行う
  • 顔の神経に影響が出る可能性がある場合には無理はしない(腫瘍を残す)
  • 今までの手術で顔の神経に影響が出てしまった人は1人いる
  • 手術後脳に水が溜まってしまう場合がある
  • その場合は背中から細いチューブで少しずつ取り出す
  • 手術は脳を触るものなので、一時的に吐き気が出てしまうことが多い
  • 手術中は家族が病院で待機することになる

と、画像や模型もあわせて詳しく説明していただきました。MRIの写真で腫瘍を確認したりもしましたが、やっぱり大きい。上から見た写真だと腫瘍に押されて中心が寄ってますよ…最後に先生に「がんばりましょう!」と言っていただきましたが、正直自分にできることは任せることだけですよね。

翌日の手術は午前8時からで、起床は6時半です。寝れるかなと思っていましたが、案外すぐ眠りにつけました。